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平成３０年　第6問技術士環境

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2024/11/21 23:59

平成３０年　第6問技術士環境

クロマトグラフィーを利用した各種分析法に関する次の記述のうち, 最も不適切なものはどれか。

① ガスクロマトグラフィーにおける電子捕獲検出器は, 放射性同位元素からのベータ線によって生成した自由電子が, 分析対象物質と再結合する現象を利用して測定する。

② 液体クロマトグラフィーにおける電気化学検出器は, 一定の電圧を作用電極に印加し,分析対象物質の酸化反応又は還元反応によって流れる電流を測定する。

③ ガスクロマトグラフィーにおける熱イオン化検出器は, 水素の燃焼熱によって分析対象の有機化合物に含まれる炭素をイオン化して得られるイオン電流を測定する。

④ 液体クロマトグラフ質量分析計の代表的なイオン化法の1つであるエレクトロスプレーイオン化法は, 分離カフムからの溶出液を通すキャピラリーチューブ先端に高電圧を印加し,窒素などのネブライザーガスとともに噴霧することで,試料溶液を微霧化及び帯電液滴化することで分析対象物質をイオン化する。

⑤ 薄層クロマトグラフィーのRf値は, 「原線から溶媒の移動最先端までの距離」に対する「原線から試料成分までの移動距離」の比である。

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